Lot No. M43036 / EARLY MILITARY CHINOS 1942 MODEL (ONE WASH)

TEXT: バズリクソンズ企画総括 亀屋康弘(YASUHIRO KAMEYA)

1942年型のミリタリーチノを再現したモデル。脇・内股・尻ぐりが2本針巻き縫い仕様になっている。当時、この仕様で縫製できるミシンの台数が限られていたため、ヴィンテージでも割り縫い仕様のチノパンに比べて数が少ない。フロントはU.S. ARMYの刻印が入ったメタルボタン、ポケット口は高度な縫製技術を要する両玉縁仕様。股上が深く、ゆったりとした太めのシルエット。

 

第一次大戦時、兵士のパンツは“BREECHES”と呼ばれるジョッパーズスタイルであったが、第二次大戦時にはトラウザーズ(スラックス)スタイルに移行し、1937年に陸軍航空隊で正式採用された。しかし、初期に支給されたトラウザーズは兵士からの評価が低く、軍は品質向上のため民間企業を参入させる。そのように改良を重ねた結果、様々な型のミリタリーチノが生まれることとなった。

 

 

 

 

No. M43036 / EARLY MILITARY CHINOS 1942 MODEL

 

 

 

 

BUZZ RICKSON’S

No. M43036 / EARLY MILITARY CHINOS 1942 MODEL

 

PRICE : ¥15,180(税込)

SIZE : 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 36, 38

COLOR : 01) BEIGE, 02) KHAKI

 

 

The double-needle warp sewing construction was used for sides, inner thighs, hipline. The trouser with this type of sewing construction was extremely hard to find due to the shortage of sewing machine. Also, double-welt pockets were assembled, which requires advanced sewing technique.