Lot No. BR15566 / Type B-15B “B.RICKSON MFG.CO.

TEXT: バズリクソンズ企画総括 亀屋康弘(YASUHIRO KAMEYA)

B-15Aの改良版として採用されたのがB-15Bである。1945年に標準化された当初はコットン製で 極少量生産されたが、その多くは1949年から1950年にかけて生産されたナイロン製の物である。 ナイロンは1939年にデュポン社が開発に成功し、米軍がB-15BやL-2に採用した初のナイロン製 フライトジャケットである。前身のB-15Aでは胸に付いた酸素マスクのホースを固定するタブが三角 形で2つだったが、B-15Bでは長方形で1つとなった。また、それまでペンだけ収納出来た左袖のポ ケットにはファスナーが付いて、シガレット&ペンポケットに改良された。B-15Aのライニングは剥き出 しのアルパカパイルを使用していたが、B-15Bからは保温材のウールパイルをナイロン素材でカバー し、パイルの抜け落ちや虫食いから守ると同時に滑りを良くし、運動性が格段に向上した。

 

 

 

 

 

U. S. AIR FORCE / INTERMEDIATE ZONE

Type B-15B “B.RICKSON MFG.CO.

 

 

 

 

BUZZ RICKSON’S

Lot No. BR15566 / Type B-15B “B.RICKSON MFG.CO.

 

PRICE : ¥107,800

SIZE : 36,38,40,42,44

COLOR : 01) OLIVE