Lot No. BR80651 / AVIATION ASSOCIATES HORSE HIDE AVIATOR COAT

TEXT: バズリクソンズ企画総括 亀屋康弘(YASUHIRO KAMEYA)

飛行服関連の資料を探っていると、1910年代から20年代にかけての飛行士は革製のコートを身に纏っている。ライト兄弟が1903年に大空を手中に収めてから、その代償として寒さに耐えられる重厚な革のコートが必要となった。飛行機と同時期に普及し始めたオートバイや車(当時はオープンカー)用のレザーコートやゴーグルが、飛行用にも活用できた。この頃イギリスやアメリカで『飛行士の為の衣料』というカテゴリーで総合カタログにも掲載され、レザーコートには『アビエーターのための衣服』という見出しが見られた。より速く、より高く飛ぼうと試みた男達にとっては防寒対策も重要で、動き易く腰が隠れるコート型が防寒性に優れており多くの支持を得ていた。

 

 

 

 

AVIATION ASSOCIATES

AVIATION ASSOCIATES HORSE HIDE AVIATOR COAT

 

 

 

 

BUZZ RICKSON’S

Lot No. BR80651 / AVIATION ASSOCIATES HORSE HIDE AVIATOR COAT

PRICE : ¥396,000

SIZE : 36, 38, 40, 42, 44

COLOR : 119) BLACK, 138) BROWN